海技大学校
■ 航海気象情報実験室
気象シミュレータ(最適航路航行支援システム)
船舶が航海する場合は、波浪や台風など気象・海象の影響を大きく受けます。また、荒天での航海では船体や貨物に大きな損傷を受ける場合が起こります。このため、如何に経済的で安全な航路を選択するかが重要となります。すなわち、航海計画をたて、航路選定をします。この計画を立てるときに、季節・気象・海象・波浪・台風等の気象条件を考慮しなければなりません。
昔は、短波放送による気象通報を聞き天気図を船舶ごと作成して、天候を判断して航海計画をたて、航路を決定していました。
現在では、衛星の発達により陸で解析した天気情報を衛星経由で、どの海域でも受信ができます。これらの情報を基にコンピュータを使った航路決定をしますが、これを最適航路航行支援システムとよんでいます。このシステムでは、10日先までの天気を予測し解析して最適航路を決定しています。
■ 特徴
・24時間、リアルタイムに送られてくる全世界の気象・海象情報を、船に乗っている同じ条件で取得し、安全で経済的な航海ができるように航海計画をたてる能力が養われます。
・身の回りの生きた情報を利用して立案した航海計画を実際にコンピュータ上で実行することにより、船の到着時間や遅延時間を予測することができます。
・24時間リアルタイムで送られてくる全世界の気象・海象情報から必要な情報を記録、再生し航海計画の実習訓練に利用することができます。




